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パレンケの滝で思う

2007/11/18

パレンケはメキシコの南東部に位置する。
大分、目的地のカンクンまで近づいてきた。(キューバに行くため。)
気候も大分暑くなってきて、
なにより生えている植物がジャングルっぽくなってきた。
気分が高まっていく中、フラフラと観光をする。

ここでは滝が有名らしい。
2箇所の滝を見にいった。
よく、日本の滝はきれいだというけれど、
確かにそんな気もするし、
どこの滝もきれいだという気もする。



2つ目に見た滝は大きかった。
滝と言うと、細い糸のようなの水が無数に束ねられて、
落っこちている様を想像するけど、
水糸のようになっているという感じではなかったな。
水の集団が向こうから押し寄せてくるという感じ。
高さもそれほどではなかった。
それはそれで迫力があった。
逆らいがたい力によって、有無も言わさず水が流されてくる。

1つ目の滝は日本の滝に似ていた気がする。
高さもそこそこあって、それなりに繊細な水糸だった。
滝の下はみんなのプールになってた。



ボーっとしながら、なんでみんな滝が好きなんだろうかと考える。
ドラマチックなんだろうか?
高いところから、水が落ちてくる。
それまでは、のんびりと山を下ってきたのに、
急に崖っぷち。
それでも戻ることは出来ない。
潔く落下していき、落下した後に待っている静寂。
落下した所には、落ちてきた水が溜まって、湖となっている。
しばしの休息。
普段とは違う水の顔が見れる。

はたして水の方としてはどうなんだろうか?
上から落ちてくるのは、一大事なんだろうか。
一言に水と言っても、滝として見えてるのも水だし、
小さい湖として溜まっているのも水。
ここでは漠然ともう少し小さな水滴位の大きさのを水と呼ぼう。
彼らは他の水達と一緒に体をひっつけながら、
滝にくるまで移動してきた。
曲がるときには、内側の水はゆっくり、外側は早く移動する。
あまり速度がついてると急な曲がり角で、道から吹っ飛ばされる。
しかし彼らが自分からゆっくりしたり早くすることはない。
あくまでも山の傾斜で得た移動力でなるようになる。
道から吹っ飛ばされてもそれはそれだ。
反省して速度を調整することはない。
だから、いきなり道が消えて、下の湖にダイブするにも度胸はいらない。
おもしろいように躊躇なくダイブが出来てしまう。
そして、あまりの高さから落っこちたもんで、
すごい衝撃で運の悪いヤツは昇天してしまう。
水滴位の大きさだったのが、霧のように体が塵散りになってしまうんだ。
これは水というヤツが水滴位だったときの話し。
霧位だったり、滝だったり、湖だったりするとまた違った感じだろうな。
なんであれ、ドラマチックであることに間違いない。



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コメント


いい意味で頭がおかしくなってるみたいだね。おめでとう。

Posted by 党首 at 2007/11/19 20:04:50+09 PASS:

党首のコメントに激しく同意です、おめでとう!

Posted by Yousuke at 2007/11/20 23:41:38+09 PASS:

ありがとう!!
いい意味で???

Posted by エツ at 2007/11/29 19:55:37+09 PASS:
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