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エジプトの物価

2007/08/01


エジプトは物価が安い。
通貨はエジプシャンポンドで、1LEが20円くらい。
タバコは2、3LE(50円くらい)、
カイロの地下鉄は1LE。
街角のコロッケサンドイッチ食堂は3個くらい食べて5LEくらい。
だけど、観光地の入場料はそれなりにする。
ピラミッドなんかは500LEくらい取られたんじゃないかな。
観光客からの収入が経済に多少なりとも影響を与えている感じがする。

そんな状況なので、外国人が物を買うと困ったことになることもある。
ツアーのガイドが普通の店で外人が物を買うと、
ぼったくられるからオレが買ってくるといって、
タバコに2倍の価格を請求したり。
(自分でお店で買ってぼられたことはなかったな。)
地下鉄で切符を買うときに、20LE払って、
19LE戻ってくるはずなのに、
5LEしか戻ってこず、文句を言うと、さらに10LEしか戻ってこない。
2回言って、はじめて正規の金額で買える。
定価というのが定着しているというのは、信用が出来てよいね。
その代わり、生産者でなく売り手が値段を決められるという自由は減るけど。

それぞれの国で物価の違いを体験するけど、
未だになんなのかなと思う。
通貨の価値というのは本当に色々な要因が絡み合って、
表現されているものだと思うけど、
どの国にも都市と田舎の違いはあるにせよ、
国が変わると物価は変わる。

通貨の強い弱いというのはどれだけ、
海外の国に自国のものを売って儲けられるかによるのかな
という感じはする。
日本なんかだと主に車なんかをいっぱい売って通貨の価値をあげたのかな。

ただ、その国だけを見ると物価が安い国でも、
住む場所もあって、食事も食べていけているし、
どこも普通に生活できるんじゃないかと思うときもある。
食べ物や住む場所なんていうものは基本的に自国内でやりくりすることだから、
通貨の価値という形では表現されづらいのかもしれない。
それぞれ、その国の通貨の価値で相応の値段で取引きされている。

今もその兆候があるのかもしれないけれど、
全く食べ物が作れない国、全く住む場所が確保できない国なんかが顕著になって、
海外の国と売買して、その取引きが通貨の価値を決める要因となっていったら。。
少し違和感あるな。
衣食住は極力、自給自足したいもんですな。

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