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ANZACデイ

2007/06/15


トルコの地方を1ヶ月位かけて回った。
本当に重要な歴史的建造物が多いと感じた。
中でもカッパドキアの地下宮殿(地下7階くらいかな)の外敵から守る仕組み。
パムッカレの水を濾過する仕組みなんかはとても面白かった。

そんな歴史のある国には、ANZACデイというのがある。
これは第1次世界大戦のときにオーストラリア、ニュージーランド、
イギリス、フランスの連合艦隊がトルコに攻め込んだ記念の日。
この日(4月の2週目あたりだったかな?)はオーストラリアでは、
国民の休日で、彼らはそのときに死んだ兵士達を英雄として扱っている。
その時期になると本当に大量のオーストラリア人がイスタンブールや、
攻め込んだ島、ガリポリに集結する。
本当に町がオーストラリアになった感じ。
そして彼らは夜中に大量にビールを飲んでいく。
もちろんガリポリの兵士たちのお墓にも行くみたいだけど。

あるトルコ人がそのことについてこんなことを言ってたな。
ANZACデイなんか知らないよ。
俺らにはたくさんの歴史がある、たかが200年前の事なんて、
大した事じゃないんだ。
それよりも大量にやってきて
自分の国のように振舞うのはやめて欲しいね。
たしかに言えてる。
歴史も重要だけど、今何する?ということかな。




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