大きくする 標準 小さくする

バス

2007/05/01

トルコでの移動は基本的にバス。
観光客用のバスでなくてもちょっとしたバスは
大体ベンツ製の結構豪華なバス。
移動で10時間ほどかかることもざらで、
深夜に移動して朝に着くようにする人も多いから、
結構のんびり寝てもそんなにつかれないようになっている。

そして、まずビックリするのが車内のサービス。
必ず運転手以外にサービスマンが乗っていて、

1.柑橘系の香水をかける。
2.水が欲しいか聞く。
3.チャイかアイラン(ヨーグルト)が欲しいか聞く。
4.ケーキが欲しいか聞く。

3時間周期くらいで、
これをループするんだよ。
最初は気持ち悪いくらい丁寧で、
何かされるんじゃないかと思ったほどだ。

トルコでの電車はそれほどインフラが整っていないんだろうね。
その代わりバスはそれを補うほど発達している。
大体、主要な都市には大きなバスターミナル(オトガル)があって、
(イスタンブールのオトガルは200個くらいのバス乗り場があったような気がする)
大型のバスはそこに到着する。
そこから小型のミニバス(ドルムシュ)が、
全方向に向かって行く。

バスと電車との違いはなんだろう?
と少し考えていたんだけど、
やはり電車は運べる人数の桁が全然違うよね。
やはりもっと人の移動が多くなると電車に変わっていくのかな。

その代わりバスでは本当に色々細かな場所に行けると感じる。
ドルムシュではちゃんとしたバス停でなくても、
手を上げると乗っけてくれるし、
ここでおろしてくれというと、
どこでも下ろしてくれる。

勘違いもあるだろうけど、
トルコの田舎の奥地でも人がまだ昔の生活を保っていられるのも、
バスによる部分もあるんじゃないかな。
日本の田舎はどうなんだろう。
やっぱり駅周辺に移り住んだり、車を購入しないと生活は難しいんじゃないかな。
こういうバスの細かいサービスというのは参考になりそうな気がする。

その他には、
色々なところでバスの運転手さんは配達屋のようなこともやっていた。
バスには乗り込まないんだけど、
人が手紙やら荷物やらを運転手に渡している。
お金を取っていたかは分からないけど、
そこに行く人がいるからその人に頼んで届けてもらうという
単純な発送だけど、とても人間臭くていいね。

トラックバック一覧

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

記事一覧