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レン

2007/03/09


アテネで同じユースの部屋に泊まっていた、
レンというオーストラリア人と知り合った。
彼は70才で半年程、旅行をしているらしい。
最後にエーゲ海のサントリー二島に行って、
あと2週間くらいしたら、オーストラリアに戻るらしい。

今までは主にイタリアを中心に旅をしていたらしい。
ギリシャの北部のメテオラというところもきれいだったと
いっていた。

何しろ70才なので、
曾孫が3人いるとかいっていた。
とても70才には見えない人だった。
祖先はオランダ人で彼の祖々父がオーストラリアに
初めてビールを持ち込んだんだといっていた。
ちなみい「XXXX」「CARLTON」というビールが上手いそうだ。
若い頃はテニスプレーヤーだったらしい。
曾孫もテニスをやるのかと聞いたら、
今の子はゲームばっかりだよと悲しそうだった。
ブリスデンの近くの町に住んでいて、
ブリスデンはアジアの人で一杯だと言っていた。

サントリー二までの船が波が悪くて、
なかなか出ないらしくて、
一緒にデルフィというところに行った。
彼は旅先で経験したことを色々と書き溜めていて、
本当にたくさんのものを注意深く観察していた。
バス停でバスを待っているときに、
ユーカリ?の葉っぱを持ってきて、
これをつぶして匂いをかぐとすーっとするんだよと、
教えてくれた。

今は仕事を退職して、
年金をもらって生活しているらしい。
1週間に300ユーロもらっているといってたかな。
でもヨーロッパは物価が高いからすぐなくなってしまうと、
ぼやいてた。

オーストラリアでは年金は65才からもらえるらしく、
日本と同様、若い人が少なくなって、
年金制度が問題となっているらしい。
彼と話していたら、
オーストラリアという国にも行ってみたくなった。



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