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船乗り

2007/03/09


ヒオスのカフェやら食堂やらは、
いつもたくさんの大人がいる。
そしてグレックコーヒーを飲んだり、
ウゾーを飲んだりして大声で話をしているか、
トランプや盤のゲーム(セネトといのかな?)
みたいのをやっている。

中でも気に入った食堂は、
町の中心部を走るローカルバス停の前にある食堂。
ここにも人はたくさんいて、
バスが来ても乗るわけでもなく何時間も食堂に
たむろしている。

ここで1人の元船乗りと知り合った。
この人は日本の港にも行った事があるらしく、
「室蘭」、「横浜」、「神戸」という港を知っていた。
あと知っている日本語は「スケベ」。
新しい人が来るたびに
「あの人たくさんスケベ」と紹介してくれる。
他には、「私はあなたのために心が痛い」という、
何とも奇妙な言葉も知っていた。

外国語で伝えたいと思ったときに程度を表す言葉って、
結構重要なんだと思うときがある。
この人も前の人よりもスケベな人がきたら、
「たくさん、たくさんスケベ」
さらにスケベな人がきたら、
「たくさん、たくさん、たくさんスケベ」となる。
一応「少し」という言葉を教えてあげたら喜んでいた。
次に会った時にはすっかり忘れていたけど。

バスの運転手が、
ここの島の人達は、
ここの近くにある小さな島にある
大きな船の学校にいって、
船長になるためい勉強するらしい。
それで世界中を回って、
色々な海外の国の人と結婚する人が結構いるみたい。
日本人とも結婚する人もたまにいるよと言っていた。
日本の女性はとても良いと言っていた。
ギリシャの女性は昔は良かったが、
今は炊事や洗濯をしないとぼやいていた。
これもどこでも聞きそうな話だね。

ヒオスを去る前日に食堂に訪れて船乗りと話した。
やっぱり船乗りだからかな、
こういう別れの場面に慣れているんだろうな、
こういうときは急に真剣な顔で、
別れの言葉を言うんだよね。
オレなんか「I think see you again」とか言っちゃって、
ロボットみたい。
「I hope!」とか突っ込まれていた。
でも、何もないような島だけど本当にまた訪れて、
のんびり馬鹿な話をまたゆっくりしたいな。

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